JR東日本・東武鉄道・船橋駅
船橋(ふなばし)
総武線(快速)   市川 船橋 津田沼
総武線(各駅停車)   西船橋 →  東船橋
所在地 千葉県船橋市本町七丁目1-7
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員 129,427人/日(2024年)
開業年月日 1894年(明治27年)7月20日
乗入路線 2路線
所属路線 総武線(快速)
駅番号 JO 25
キロ程 23.2km(東京起点)
所属路線  総武線(各駅停車)
駅番号  JB 31 
キロ程  23.2km(東京起点)
乗換  京成船橋駅(京成電鉄本線) 
駅種別 直営駅(管理駅)
みどりの窓口
船橋駅
船橋駅
船橋駅高架
船橋駅高架
船橋駅(ふなばしえき)は、千葉県船橋市本町七丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東武鉄道の駅。
1日の平均乗車人員は京成船橋駅を合わせると45.1万人で千葉県内2位、隣接する西船橋駅(県内1位)や常磐線の柏駅とともに千葉県屈指のターミナル駅である。
周辺は駅が密集しており、相互乗換駅である京成電鉄の京成船橋駅をはじめ、大神宮下駅、海神駅、東葉高速鉄道の東海神駅、東武鉄道の新船橋駅が全て当駅から半径約1.5キロメートル圏内に位置している。特に相互乗換駅である京成船橋駅(京成本線)との乗り換えに利用されることが多い。
中核市最大の人口を誇る船橋市の中心駅で、駅南側には市の中心市街地が広がる。西隣の西船橋駅と並ぶ千葉県内の鉄道交通の要所となっている。東日本旅客鉄道(JR東日本)の総武本線を走行する横須賀・総武快速線(総武線快速)、中央・総武緩行線(総武線各駅停車)、東武鉄道の東武野田線、接続路線である京成電鉄の京成本線を含めると3社4路線が乗り入れている。
船橋市は県都「千葉」に対して、商都「船橋」との形容もあるほど商業が盛んである。中世には海老川河口の港として、近世には佐倉街道(成田街道)、房総往還(千葉街道)・御成街道(東金街道)、成田山参拝客の休憩地としての交通の要所、宿場町「船橋宿」(間宿)として栄えた。近代になると、川端康成の書いた小説に『船橋は兵隊の町』と書かれている通り軍都「習志野」の近郊都市として、兵隊・軍属相手の産業が発達し、兵站物資の集積地・流通地として栄える。また、都市部では、東京の近郊都市として近代化が進み、電気・通信・交通・医療などの各方面のインフラが整備され、花輪や宮本などの海岸部には高級別荘地として山崎別荘(凌雲荘)が造成された。第二次世界大戦直後、戦災を免れた上に物資の集散地であったことから、闇市が隆盛を極め「日本の上海」という異名を持つ。これらの歴史的要因から、当駅は商都および交通の要所としての面影を現代に残している。
駅からの主な動線整備としては駅北口および駅南口に各主要施設を結ぶ歩行者デッキ(ペデストリアンデッキ)が整備されており、大規模な駅前デッキ網として知られる。更に船橋駅南口再開発事業によって船橋駅南口駅ビル(シャポー船橋)の建設工事に合わせたペデストリアンデッキの延伸整備も行われた。駅周辺にはJR東日本ホテルメッツ船橋、船橋グランドホテルなどの宿泊施設があるため、ビジネス利用や観光拠点としても適している。
当駅には駅ビルのシャポー船橋、北口には東武百貨店、イトーヨーカドーなどが立地しており、南口にはネクスト船橋、船橋フェイスビル、ビックカメラ船橋駅FACE店、ダイソーギガ船橋店(売り場面積世界最大)など駅周辺に大型店舗が多数林立しているため、昼夜問わず多くの人で賑わい、柏駅や千葉駅周辺と並ぶ県内有数の繁華街となっている。
駅周辺は船橋駅南口第一地区第一種市街地再開発事業のような都市再開発事業が進んでいる。

乗り入れ路線

JR東日本の総武本線と、東武鉄道の野田線が乗り入れ、接続駅となっている。
  • JR東日本:各線(後述)
  • 東武鉄道:TD 野田線(東武アーバンパークライン) - 駅番号「TD 35」
JR総武本線は、快速線を走る総武快速線と、緩行線を走る中央・総武線各駅停車の2系統に加え、一部の特急列車(あずさ・富士回遊(河口湖方面のみ)・しおさい・新宿わかしお・新宿さざなみ)も停車する。東武野田線は当駅が終点となっている。
  • JO 総武線(快速):急行線を走行する総武本線の近距離電車。横須賀線および外房線、成田線、鹿島線、更に内房線への直通運転も実施している。 - 駅番号「JO 25」
  • JB 総武線(各駅停車):緩行線を走行する総武本線の近距離電車。平日の朝夕ラッシュ時のみ地下鉄東西線へ直通する列車も運行。 - 駅番号「JB 31」

乗換駅

駅南側には京成電鉄「京成船橋駅」があり、乗り換えが可能。全優等列車・有料特急(モーニングライナー・イブニングライナー)が停車する。JR船橋駅・京成船橋駅間接続および東武船橋駅・京成船橋駅間接続の連絡定期券が発売されている。
  • KS 京成本線:京成上野駅と成田空港駅間を結ぶ、京成電鉄の鉄道路線。京成押上線および京成東成田線へ直通する列車も運行。 - 駅番号「KS 22」
駅北側11分程には東葉高速鉄道東葉高速線「東海神駅」(地下駅)があり、乗り換えが可能。
  • TR 東葉高速鉄道線:西船橋駅と東葉勝田台駅間を結ぶ、東葉高速鉄道の鉄道路線。東京メトロ東西線へ直通。 - 駅番号「TR 02」

ホーム 駅名標
ホーム 駅名標
改札口 E235系1000番台
改札口 E235系1000番台

駅構造

JR東日本

島式ホーム2面4線と快速ホーム(3・4番線)外側に本線(通過線)2線を有する高架駅である。
快速線ホームは320m、緩行線ホームは220mの長さである。
複々線化・高架化前は上下本線に待避線を加えた3線と貨物線3線の計6線を有し、ホームは2面であった。
快速電車の多くは当駅で特急の通過待ちを行う。
停車する列車は分岐器を通過するために大きく揺れることがあり、到着前と出発直後に注意を促す放送が流れる。
特急列車通過待ちのため、当駅から錦糸町駅方面の所要時間は快速電車も各駅停車と大差無い場合がある。
改札口は中央口とShapo改札(ICカード専用)の2ヶ所である。
高架下には飲食店や衣料品店などが入居する「シャポー船橋」があり、Shapo改札で駅改札内と直結している。
みどりの窓口・Suica対応自動改札機・指定席券売機設置。
船橋営業統括センター管内の直営駅で、副所長兼駅長が配置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 総武線(各駅停車) 西行 西船橋・秋葉原・中野方面
2 東行 幕張本郷・稲毛・千葉方面
3 総武線(快速) 上り 錦糸町・東京・横浜方面
4 下り 津田沼・千葉・成田空港方面
 
  • 平日の朝夕に限り、1・2番線には西船橋駅経由で東京メトロ東西線と直通運転する電車も停車する。
  • 3・4番線の特急列車については、2024年3月16日以降は「成田エクスプレス」を除く全列車が停車する。
  • 「あずさ」、「新宿さざなみ」(土休日のみ)、「新宿わかしお」(土休日のみ)については以前から停車していたが、「しおさい」は従来土休日1往復のみ停車していた。
東武 船橋駅(ふなばし)
野田線   新船橋 船橋
所在地 千葉県船橋市本町七丁目1-1
駅番号 TD35
所属事業者 東武鉄道
所属路線  野田線(東武アーバンパークライン)
キロ程 62.7 km(大宮起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員 116,250人/日(2024年)
開業年月日 1923年(大正12年)12月27日
駅種別  業務委託駅 
ホーム
ホーム
駅名標 東武60000系電車
駅名標 東武60000系電車

東武鉄道

東武鉄道の駅はJRの駅に隣接している東武百貨店の2階に島式ホーム1面2線を有する高架駅で、東武野田線の終着駅。
改札はJRとは別で、連絡改札はない。改札内外にエスカレーターとエレベーターが設置されている。
2014年度計画では、駅のリニューアルを予定している。 東武鉄道全駅の中で最も海に近い駅である。
東武船橋駅管区として、当駅 – 新柏駅間の各駅を統括管理している。

のりば

番線 路線 行先
1・2 東武野田線 柏・大宮方面
 
  • 2016年10月1日より、発車メロディが「東武百貨店船橋店開店メロディ」に変更された。
  • 2011年ごろまでは番線がJRと通し番号で5・6番線と案内されていた。
  • 2014年3月22日からホームドアの供用が開始された(東武では広告や駅の放送などで「ホーム柵」と案内される)。
  • 既存駅に後から整備するケースは千葉県内で初めてのケースとなり、東武鉄道としても全線を通じ初の導入となった(ただし東武鉄道が管理する駅の他事業者の路線のホームとしては東上線和光市駅の東京メトロ有楽町線・副都心線の発着ホームに設置されたものが2012年7月7日から供用開始されており、こちらが初となる)。総工費は約1億9600万円で、国と船橋市が3分の1ずつ補助した。併せて、LED照明とコンコースのリニューアル(トイレの改良)がされた。

歴史

  • 1894年(明治27年)7月20日:総武鉄道(初代)の駅として開業。旅客・貨物扱い開始。
  • 1907年(明治40年)9月1日:鉄道国有法により買収され、帝国鉄道庁の駅となる。
  • 1923年(大正12年)12月27日:北総鉄道(初代)船橋線(船橋駅 - 柏駅間)が開業。
  • 1929年(昭和4年)
    • 11月25日:北総鉄道(初代)が総武鉄道(2代)に社名変更。
    • 12月25日:総武鉄道海神線(船橋駅 - 海神駅間)開業。
  • 1934年(昭和9年)4月3日:総武鉄道海神線営業廃止。
  • 1944年(昭和19年)3月1日:陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併。
  • 1948年(昭和23年)4月16日:東武鉄道船橋線を野田線に統合。
  • 1952年(昭和27年)
    • 4月8日:国鉄船橋駅改築(2代目駅舎)。
    • 10月:国鉄船橋駅前道路貫通。
  • 1967年(昭和42年)
    • 9月22日:国鉄船橋駅南口広場完成。
    • 9月23日:西武百貨店船橋店開店。
  • 1970年(昭和45年)9月27日:国鉄船橋駅が高架駅となる。
  • 1972年(昭和47年)
    • 3月28日:船橋駅構内追突事故。駅構内の信号機トラブルにより停車中の総武緩行線上り列車に後続列車が追突、758名が重軽傷を負った。
    • 11月21日:旅行センター開業。
  • 1974年(昭和49年)10月1日:国鉄船橋駅の貨物扱い廃止。
  • 1977年(昭和52年)10月7日:国鉄船橋駅北口広場が使用を開始。東武百貨店船橋店開業。
  • 1980年(昭和55年)12月17日:東武船橋駅が高架駅となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1990年(平成2年)11月26日:北口地下駐車場を開設。
  • 1992年(平成4年)
    • 2月26日:JRの船橋駅旅行センターがびゅうプラザとなる。
    • 12月19日:JRの改札口に自動改札機を設置。
  • 1996年(平成8年)7月20日:JRの駅構内に盲導鈴を設置。
  • 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2003年(平成15年)4月17日:JR船橋駅南口再開発ビル「Face」開館。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月10日:東武鉄道で発車メロディを導入。
    • 3月18日:東武鉄道でICカード「PASMO」の利用が可能となる。
  • 2010年(平成22年)3月13日:この日のダイヤ改正から土曜・休日に限り特急「しおさい」1・14号が停車するようになる。
  • 2011年(平成23年)7月23日:東武鉄道の番線表記が変更。
  • 2014年(平成26年)3月22日:東武鉄道でホームドアの使用を開始。
  • 2016年(平成28年)
    • 3月26日:ホームライナー千葉が停車開始(2019年3月15日をもって廃止)。
    • 10月1日:東武鉄道の発車メロディが「東武百貨店船橋店開店メロディ」に変更。
  • 2018年(平成30年)
    • 2月9日:船橋駅直結の商業施設「シャポー船橋」南館&本館1階・B1階グランドオープン。船橋駅に隣接するホテル「JR東日本ホテルメッツ船橋」が開業。
    • 2月28日:西武百貨店船橋店が閉店。
  • 2020年(令和2年)
    • 3月14日:東武野田線のダイヤ改正に伴う全区間(大宮 – 船橋間)急行運転開始により、当駅は急行停車駅となる。
    • 11月27日:JR東日本の改札外に駅ナカシェアオフィス「STATION BOOTH」が開業。
  • 2021年(令和3年)4月9日:東武鉄道の定期券発売所が営業を終了。
  • 2022年(令和4年)
    • 1月31日:びゅうプラザの営業を終了。
    • 4月1日:駅たびコンシェルジュが開業。